Milky’s STORY

ジャニヲタになるべくしてなった女のひとりごと

NEWSの手越祐也くんへ

2020年6月19日。

前日からTwitterでは散々情報が漏れていたけれど、重大発表がありましたね。

 

手越祐也、2020年6月19日付でジャニーズ事務所との契約解除。

 

たくさんTwitterでも呟きましたが、今、日付が変わった6月20日

大好きだったあなたがNEWSのどの公式ページにもいなくなってしまって、まだ現実を受け止めきれない私がいます。

 

「時間が解決してくれる」とはよく言いますが、いつか今日のことを受け止めきれる日が来るのか、あなたを応援できる日が来るのか、それは分かりません。

 

少なくとも今のこの気持ちだけはどうしても残しておきたくて、ここに書き残すことにします。

 

 

 

拝啓 NEWSの手越祐也くんへ

 

私がテゴを初めて認識したのはデカワンコというドラマでした。

ルックスは今どきの男子という感じだったけれど、何故だか強く惹かれたことをよく覚えています。

その頃だったかな、イッテQでピザアクロバットの企画をやっているあなたを見て「NEWSの手越祐也くん」という存在として応援するようになっていきました。

当時中学生の私はもちろんお金なんてなくて、テレビでチャンカパーナを初めて聞いたとき、「なんておかしな曲なんだろう」と思いつつTSUTAYAでCDを借りました。

確か、NEWS BESTと一緒に借りたんじゃなかったかな。

それをiPodに入れて、いくつかの曲に聞き覚えがあるななんて思いながら、だんだんとNEWSの沼に深入りしていきました。

チャンカパーナはレンタルだったので、実は私が初めて自分のものとして手にしたCDはWORLD QUEST / ポコポンペコーリャだったりします。あと参戦はしていないけれど、4人での復活コンサートの円盤を買ったりして。

数年後、たまたま地元のタワレコに1つだけ残っていた初回限定のあの大きなボックスに入ったチャンカパーナを父親にねだって買ってもらったのも、良い思い出です。

 

2013年1月、お年玉でNEWSのファンクラブに入会しました。

会員番号は9万300番台。

前年の春ぐらいまでは「来年のお年玉で嵐のファンクラブに入る」なんて言っていたのに、人生分からないものだなと思います。

 

毎回毎回、母親を引き連れて参戦したライヴ。

10年越しに母親をファンクラブに入会させることに成功したのに、結局今年はコロナで延期になってしまいました。母がまっすーのうちわ、私がテゴちゃんのうちわを持って、もう1度だけ参戦したかったな。

いつも幸せそうにファンの声援に耳を傾けるテゴちゃんの表情、大好きだったよ。

アリーナ参戦したことも、バルコニー席からほぼ米粒大のあなたに手を振ったことも、最初で最後になってしまったテゴマスライヴ参戦で花道真横なのに干され続けたことも、全部全部とっても楽しかったです。

 

プライベートも含めてのテゴちゃんはとても品行方正だとか優等生だとか言えるものではなかったけれど、ステージで満面の笑みで輝く手越祐也は間違いなく世界一のアイドルだったと思います。

 

正直ね、あの外出はやっぱり不要不急だったんじゃないかなと思うし、女性を呼んだ必要性も分からないし、退所のことだってなんでSTORYまでいてくれなかったのとか、どうしてファンに自分の言葉を伝えてくれなかったのとか、荒野や弁当ラベルはwebじゃないよとか、1時間でTwitter開設はあまりにも無責任だよとか、もっともっと個人的なことを言うと10年も好きだったのに1度もファンサくれなかったなコノヤローとか、言いたいことは山ほどあるよ。

 

6月19日、本当に1日が長かったし、トニトニ不参加が発表された日なんて遠い昔のことみたいに思えます。

 

手越祐也くん、言いたくないけどちゃんと言うね。

NEWSの手越祐也としてのあなたが10年間大好きでした。

本当に本当にありがとうね。悲しいことも苦しいこともたくさんあるヲタク生活だったけれど、やっぱり思い出すのは楽しかったことばかりだから、お礼を言わせてください。

 

具体的に、これからあなたがどんな活動をするのかは分かりません。

これからも手越祐也を追うのかと聞かれたら、正直その気持ちもあまりありません。

今は怒りや呆れや寂しさや絶望ばかりが先行していて、これからのことなんか前向きに考えられないし。

 

手越くん。

これからは真面目な話し合いにいきなりエマちゃん連れて行ったりしちゃ駄目だよ。

「女優か!」って突っ込んでくれる加藤シゲアキくんはもう隣にはいません。

これからは塩分が欲しくなったら塩レモンキャンディーでも買うんだよ。

あなたのために梅干を漬けてくれる加藤シゲアキくんも、もういません。

 

これからはどこで活動するとしてもちゃんと服装を整えてね。

細かくスタイリングを気にしてくれる増田貴久くんはもう隣にはいません。

飲み会のカラオケで誰かとデュエットすることになっても、こいつハモり下手くそだななんて思っちゃ駄目だよ。

お互いが気持ちよく歌える最高のパートナー増田貴久くんも、もういません。

 

これからは目の前に面白そうなアイテムがあってもイタズラしちゃ駄目だよ。

いつも引っかかって最高のリアクションをして、笑って許してくれる小山慶一郎くんはもう隣にはいません。

誰かに聞かれたことにはおふざけなしでちゃんとすぐに答えなきゃね。

全部のボケを回収してまとめてくれる小山慶一郎くんも、もういません。

 

手越くん。

これから女性と仕事をすることになっても、子猫ちゃんとかハニーとか言って口説きに行っちゃ駄目だからね。カメラに対して貪欲すぎるのも駄目だよ、ウインクとか軽率にしたら引いちゃう人もいるからね。

 

明日からはもう二度と、NEWSの手越祐也くんを見られないことが苦しいです。

勝手かもしれないけれど、ずっとずっとNEWSでアイドルをしていて欲しかった。

ずっとずっとメンバーからのテゴ褒めに照れるあの笑顔が見たかった。

プロポーズだって音源じゃなくて生で聞けるって楽しみにしてたんだよ。

webのNEWS RINGの更新も、いつも木曜にズレ込んでたのは結局更新日を覚えてなかったのかな?(笑)

 

メンバーの活動を全然知らなかったりだとか、何年も同じ服を着ていたりだとか、アイドルとして求められる部分にちょっと無頓着すぎる部分があった手越祐也くん。

今となっては、そういうの全部持ち味として認識されていくところまで突き抜けていたのも、いっそ凄いね??(笑)ちなみに嫌味じゃないよ(笑)

 

世間的にもファンから見ても問題児なアイドルだったあなたが、これからどうなっていくのか心配です。

・・・なんて言ったらウザがられるかもしれないけれど。

スキャンダルをネタに昇華してくれるイッテQももうないのだから。

大好きなサッカーを思う存分語れるサッカーアースもないし、きっとクラブワールドカップやワールドカップのキャスターももう出来ないのでしょう。

 

後悔する日が来るのかもしれないし、来ないのかもしれない。

だけど全部全部あなたが自分で選んだ道だから、誰かのせいにだけはしないでください。

荷を一緒に背負ってくれるメンバーもファンも置いてきぼりにしたのはあなただから、その事実から逃げることはしないでください。

 

ジャニーズとしての幕引きも1人の人間としての再始動も本当に最低最悪だったと思うけれど、ボランティアに積極的に参加する姿勢や優しさ自体は素敵なことだよ。

どうかその姿勢と優しさは持ち続けてね。

もちろん、わざとらしいだとか、良い人アピだとか、きっと批判の声だっていっぱい届くようになるとは思います。

心を抉る言葉を弾いてくれる盾としての事務所ももうないから。

だけどそれが本物なら、いつかきっと認めてくれる人が増えていく。

NEWSの端っこにいた黒髪の少年が、努力を重ねて認められたときのように。

 

本当に……なんて言ったら良いのか、正解が分からないけれど。

最低最悪のアイドル、だけど最高のアイドルでした。

 

きっとNEWSの活動を見るたびに、しばらくは手越祐也がいないことに違和感を感じるし、勝手に頭の中であなたの歌声が流れてくるんだと思います。

こればっかりは、慣れもあるから少しだけ時間を貰うね。

 

まだまだ言いたいことはたくさんあるけれど、この辺にしておこうと思います。

 

最後に。

マイナスな感情を全部押し込めたうえで、NEWSの手越祐也の言葉を、これからの手越祐也に贈ります。

 

『永遠に君に幸あれ』!!!!!!!!!!

 

NEWSの手越祐也くん、今まで本当にありがとうございました。さようなら。

 

敬具